当院の健康診断の特徴
当院では、雇用時健康診断や定期健康診断といった一般健康診断に対応しております。
健康診断は、生活習慣病などの病気の早期発見のために大切なものです。また検査結果をもとに生活習慣を改善することで、生活習慣病の予防にもつながります。
その他、特定健康診査、胃がん・大腸がん・肺がんの検診、肝炎ウィルス検査などにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
リーズナブルな
健康診断費用
(税込4,400円~)
すべての方に安心して、また毎年健康診断を受けていただけるよう、費用をできる限り抑えました。
もちろん、各検査、結果に応じた精密検査・治療のご案内、生活習慣の改善のための指導などについては丁寧に行って参りますので、ご安心ください。
最短当日に結果を
お渡しします
健康診断の結果の提出が間近に迫っている方、早く結果を知り安心したいという方のために、検査結果は、血液検査がない場合は最短当日にお渡しします。血液検査がある場合は最短翌日の夕方以後にお渡しします(状況によっては日数を頂くこともありますので余裕を持って受検頂けますようお願いいたします)。
雇用時健康診断
企業様が、自社へと入職される方に向けて実施することが義務付けられている健康診断です。
検査開始前の6時間を絶食しておく必要があります。水・お茶は健康診断直前まで適宜お飲みいただいて結構です。
検査項目 | 該当項目 | |
---|---|---|
一般診察 | 診察 | ● |
問診 | ● | |
身体検査 | 身体測定(※1) | ● |
血圧 | ● | |
肥満率(※2) | ● | |
視力 | ● | |
聴力 | ● | |
血液検査 | 貧血(※3) | ● |
肝機能(※4) | ● | |
脂質(※5) | ● | |
血糖(※6) | ● | |
尿検査 | 尿糖 | ● |
尿蛋白 | ● | |
その他 | 心電図検査 | ● |
胸部レントゲン | ● | |
料金(税込) | 11,000円 |
※1:身長・体重、※2:BMI・腹囲、※3:Hb・赤血球数、※4:AST・ALT・γGTP、※5:LDL・HDLコレステロール・中性脂肪、※6:空腹時血糖
定期健康診断
企業様が、自社で働く従業員の方に向けて毎年実施することが義務付けられている健康診断です。
必要な項目をご確認頂き、お選び下さい。
検査開始前の6時間を絶食しておく必要があります。水・お茶は健康診断直前まで適宜お飲みいただいて結構です。
検査項目 |
一般A |
一般B コース 8,800円 |
一般C コース 6,600円 |
簡易A コース 4,400円 |
簡易B コース 6,600円 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
一般診察 | 診察 | ● | ● | ● | ● | ● |
問診 | ● | ● | ● | ● | ● | |
身体検査 | 身体測定(※1) | ● | ● | ● | ● | ● |
血圧 | ● | ● | ● | ● | ● | |
肥満率(※2) | ● | ● | ● | ● | ● | |
視力 | ● | ● | ● | ● | ● | |
聴力 | ● | ● | ● | ● | ● | |
血液検査 | 貧血(※3) | ● | ||||
肝機能(※4) | ● | |||||
脂質(※5) | ● | |||||
血糖(※6) | ● | |||||
尿検査 | 尿糖 | ● | ● | ● | ● | ● |
尿蛋白 | ● | ● | ● | ● | ● | |
その他 | 心電図検査 | ● | ● | ● | ||
胸部レントゲン | ● | ● | ● | |||
料金(税込) | 11,000円 | 8,800円 | 6,600円 | 4,400円 | 6,600円 |
※1:身長・体重、※2:BMI・腹囲、※3:Hb・赤血球数、※4:AST・ALT・γGTP、※5:LDL・HDLコレステロール・中性脂肪、※6:空腹時血糖
特定健康診査
糖尿病、高血圧症、脂質異常症といった生活習慣病の予防を目的として、メタボリックシンドロームに着目して行う健康診査です。
結果に応じて、特定保健指導も行います。
各種検診
胃がん検診
(胃内視鏡検査)
かつて日本人に多かった胃がんですが、近年は検診やピロリ菌検査および除菌治療の普及、予防意識の高まりなどによって減少傾向にあります。それでも、大腸がん、肺がんに次ぐ罹患数(がんになってしまう方の人数)で、多い人数と言えます。
当院では胃内視鏡検査による胃がん検診を行っております。対象となる方は、必ず胃がん検診を受けるようにしてください。
対象者
50歳以上の偶数年齢の方(年度内に1回)(和歌山市)
大腸がん検診
(便潜血検査)
男性の場合は、前立腺がんに次いで2番目に、女性の場合も乳がんに次いで2番目に多い患者数(罹患数)が認められるのが大腸がんです。
早期発見・早期治療によって予後も良くなるので、対象となる方は必ず受けるようにしてください。
便潜血が陽性の場合は大腸カメラが強く推奨されます。当院であれば、精密検査として大腸カメラ検査も受けられます。
対象者
40歳以上の方(毎年度1回まで)(和歌山市)
肺がん検診(胸部レントゲン検査)
初期症状としては咳、痰、息切れなどが挙げられますが、いずれも身近な症状であるため気づきにくいのが肺がんです。定期的に肺がん検診を受け、早期発見・早期治療につなげましょう。
対象者
40歳以上の方(毎年度1回まで)(和歌山市)
肝炎ウイルス検査(B型・C型)
肝炎は、肝臓で炎症が起こる病気です。「沈黙の臓器」と呼ばれるように、かなり進行するまで自覚症状が現れません。気づかずに放置してしまい、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんになってしまうケースが少なくありません。これまでに肝炎ウィルス検査を受けたことがない方は積極的に受けるようにして下さい。
対象者
40歳以上で、これまでに肝炎ウイルスの検査を受けたことがない方。
(和歌山市。条件がありますので和歌山市の制度をご確認下さい(右のボタンから確認できます))
健診・健康診断で異常の
指摘を受けた方へ
健康診断にはさまざまな項目があり、異常値が認められた場合には、精密検査を受ける必要があります。「来年は良くなるだろう」「今回はたまたまだろう」と精密検査の受検を怠ると、病気の発見が遅れたり、結果的により大がかりな治療が必要になったりする場合がございますので、速やかに受診することをお勧めいたします。
異常値が出た場合に
懸念される病気・
リスク
高血圧(高血圧症)
血圧は変動しやすいため、1回の測定では正しい値が出ないことが少なくありません。異常値が出たからといって過度に心配する必要はありませんが、高血圧症の早期発見のために再検査・精密検査は必ず受けるようにしてください。
高血圧症を長く放置すると動脈硬化が進行し、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などのリスクが高まります。いずれも、命にかかわる疾患です。
なお高血圧症は、生活習慣病の中でも特に自覚症状に乏しい病気です。「無症状だから」ということは根拠にせず、必ず医師の診断を受けて判断するようにしましょう。
血糖値(糖尿病)
血液中のブドウ糖の濃度が基準値以上になっている状態を、高血糖と呼びます。誰もが食後は血糖値が高くなりますが、糖尿病では慢性的な高血糖が続くことから、血管にダメージが蓄積していきます。放置していると、脳梗塞や心筋梗塞、網膜症・神経障害・腎症といった命・QOLに大きくかかわる合併症のリスクが高まります。
初期はほぼ無症状で、ある程度進行するとのどの渇き、疲労感、頻尿・多尿、皮膚の乾燥、手足の感覚の低下や痛みといった症状が現れます。
コレステロール
(高脂血症・
脂質異常症)
LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪の値が高い場合、またはHDL(善玉)コレステロールの値が低い場合には、脂質異常症という生活習慣病を疑います。
心筋梗塞や脳梗塞などのリスクを高める一方で、進行してもほとんど無症状であることから、受診が遅れるケースが少なくありません。
メタボリック
シンドローム
高血圧、高血糖、脂質代謝異常のうち2つ以上が認められ、腹囲(ウエスト)が男性で85cm・女性で90cm以上ある状態を指します。
高血圧症、糖尿病、脂質異常症のリスクが非常に高くなっていますので、早期の治療が必要です。放置していると、動脈硬化および脳梗塞・心筋梗塞のリスクも高くなります。
尿検査(血尿・糖・
タンパク質)
尿検査では、血尿、糖、タンパク質などの値を測定します。これらの数値に異常がある場合には、糖尿病、尿路結石、尿路感染症、腎機能障害、腎炎などを疑う必要があります。
糖やタンパク質の数値は食べ物や体調などによって変化しやすいため、過度に心配する必要はありませんが、異常を指摘された場合には必ず再検査・精密検査を受けてください。
尿酸値
尿酸値とは、尿酸という老廃物の血液中の濃度を指します。尿酸値が高くなり、7.0mg/dLを超えた場合には高尿酸血症と診断されます。ただ、この段階ではまったくの無症状であり、自覚症状から気づくことはできません。
その後さらに尿酸値が高くなると、足の関節などで尿酸が結晶化し、激痛と腫れを招きます。これを痛風発作と呼びます。高尿酸血症の段階で治療を開始することが痛風の予防となるため、無症状のうちに発見できる健康診断はとても大切な意味を持ちます。
なお、尿酸値の上昇を招くプリン体は、アルコールだけでなく、それ以外の食品にも含まれます。アルコールの量を減らすだけでは改善は困難ですので、注意してください。
貧血
貧血とは、血液中の赤血球に含まれる「ヘモグロビン」の量が少なくなっている状態を指します。
多くの人は「食べ物からの鉄分摂取不足」を連想しますが、胃潰瘍、胃がん、大腸がん、子宮筋腫といった病気を原因として貧血になることもあります。また、無理なダイエット、妊娠・授乳なども貧血の原因となります。
ふらつきなどの症状がある方はもちろん、無症状である方も必ず再検査・精密検査を受けてください。
心電図
心臓が発する微弱な電気信号を読み取り、波形として記録する検査です。
異常を指摘された場合には、不整脈、心肥大、心筋症、狭心症・心筋梗塞などの病気を疑います。特に動悸や息切れ、胸痛、生活習慣病のある方は、上記の疾患のリスクが高くなります。