大腸カメラ検査が必要な症状とは?早期発見のメリットと注意点
はじめに
大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)は、大腸内の病変を直接確認し、早期発見や治療が可能な検査です。症状がある場合だけでなく、リスク因子がある方にも定期的な受診が推奨されます。この記事では、どのような場合に大腸カメラ検査が必要なのか、検査を受けるメリットや注意点について詳しく解説します。
大腸カメラ検査が必要な症状
以下のような症状や状況がある場合、大腸カメラ検査を受けることが勧められます。
1. 血便や便に血が混じる
便に血液が混じっている場合は、痔や大腸ポリープ、大腸がん、腸炎などの可能性があります。鮮血や便に血液が付着している場合、あるいは大腸がん検診(便潜血検査)で陽性になった場合には、大腸カメラを受けることをおすすめします。
2. 便秘や下痢が続く
慢性的な便秘や下痢、便の形状が不規則になるなどの症状は、大腸内の異常を示している場合があります。腸の働きに何らかのトラブルがある可能性が高いです。大腸がんにより便秘や下痢気味になることもありますのでまず腫瘍がないことを確認することが望ましいです。
3. 腹痛やお腹の張り
原因がはっきりしない腹痛や、ガスがたまってお腹が張る感覚が続く場合、大腸の疾患が隠れている可能性があります。
4. 家族歴がある場合
親族に大腸がんや大腸ポリープの既往歴がある場合、遺伝的要因によるリスクも考えられます。症状がなくても定期検査を受けることが望ましいでしょう。
5. 体重減少や貧血
食事量に変化がないのに急激な体重減少が見られる、または原因不明の貧血がある場合は、大腸がんやその他の疾患が関与している可能性があります。
大腸カメラ検査を受けるメリット
1. 早期発見による治療が可能
大腸がんは早期に発見すれば、内視鏡的治療で完治することが可能です。また、大腸ポリープの段階で発見し、切除することでがん化を防ぐことができます。仮に内視鏡で切除できなくとも、外科手術で完治できる段階で発見できれば命に関わることは避けられます。
2. 正確な診断が得られる
腹痛や便秘、下痢などの症状の原因を特定するために、大腸カメラ検査は非常に有効です。CT検査や超音波検査では確認できない病変を発見することができます。
3. 予防医療につながる
症状がなくてもリスクが高い場合や不安がある場合に検査を受けることで、病気の早期予防や生活習慣改善のきっかけになります。
検査を受ける際の注意点
1. 検査前の準備が必要
検査前には腸内を空にするために下剤を飲む必要があります。準備が不十分だと、検査結果の精度が低下する可能性があるため、医師の指示に従いましょう。
2. 検査中の負担は軽減可能
検査中は、内視鏡が腸内を通る際に違和感を覚えることがありますが、鎮静剤を使うことでリラックスして受けられます。当院では患者様に負担の少ない検査を提供しています。
3. 定期的な受診が重要
一度検査を受けて問題がなかった場合でも、リスクがある方は数年おきに定期検査を受けることをおすすめします。早期発見には継続的なチェックが欠かせません。
まとめ
大腸カメラ検査は、大腸の病気を未然に防ぎ、健康を守るために重要な検査です。血便や腹痛などの症状がある方、または家族に大腸がんの既往歴がある方は、早めに検査を受けましょう。
大腸がんは早期発見・早期治療で完治が期待できる病気です。当クリニックでは、患者様に寄り添った丁寧な検査とフォローを行っています。
健康診断での異常や気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。